勉強が大変ならとりあえず英語だけやろう
教科書をなぞるだけで公立高校の入試を突破できる中学時代とは異なり、大学入試は高校の教科書だけでは突破できません。
さらに予備校などの受験産業の発達により、もはや勉強というよりクイズのような試験問題を課す大学もあります。
人生に役に立ちそうにない勉強をするには、東大や医学部といった高い目標を持たないと難しいでしょうから、普通の高校生がモチベーションを維持するのは簡単ではありません。
ただ、高校の勉強の中に唯一、人生で役立ちそうな科目があります。
英語です。
英語ができなくても職に就くことはできますが、英語ができると仕事探しの選択肢が増えます。
最近では電車の車掌が英語でアナウンスをしたりするなど、給与や学歴の高くない仕事でも英語ができる人が優遇されるようになってきました。
そのため英語も他のスキルもなく、学歴も低いとなるとアルバイトかブラック企業といった選択肢しかなくなってしまいます。
また、どの大学でも入試科目に英語が存在します。
選択式で国語と地歴の2科目というケースもありますが、英語が選択できない入試というのは聞いたことがありません。
英語ができればもう1科目、国語か地歴か小論文を頑張って一般入試を受験することができるようになります。
ネームバリューのある私立大学にも学部・学科を絞れば挑戦できるようになります。
よってとりあえず何か勉強しようという人は英語を勉強するのがいいでしょう。
英語の勉強は他の科目と比較して非常にシンプルです。
その場で計算する必要もありません。
作文するか、書いてあることを読むかのどちらかです。
そしてそのための勉強も単語を覚えて、必要な文法をマスターするだけです。
単語を覚えるだけなら学力は関係ありません。
実際に、英語系youtuberの方は難関大以外の出身者も数多くいます。
ですので、まずは英語の勉強に取り組んでみましょう。
少なくとも英語ができて損することはありません。