もしも高校生に戻れるなら

アラサー社会人が高校生活と社会人生活を振り返りながら、もし現代の高校生として生きるならという視点で記事を書いています。

高校生・浪人生も銀行口座とデビットカードを作ると便利

メルカリなどを活用して低コストで参考書を集められるとよいという話をしましたが、支払いの際にいちいちコンビニ振り込みをしていては時間的にも振込手数料的にももったいないです。

また大学受験の際の受験料納入も自分の銀行口座があるとインターネットから振り込みができるため、口座を持っておくと便利です。

そのため銀行口座とデビットカードを所有できるとメルカリや通販の手間が少なくなると同時に、大学生活への準備にもなります。

 

小学生の時にゆうちょ銀行の口座を作った人は多いと思いますが、他の銀行口座を持っている進学校の生徒は少ないかもしれません。

ただアルバイトをしている高校生は給与振り込みのために銀行口座を持っているはずです。

持っていても損はありませんので、ぜひ口座開設してみましょう。

 銀行口座はインターネットで開設する

皆さんの親世代は昭和生まれですから、近所の銀行で口座を開設し、その銀行のATMで手数料がかからないようになるべく平日日中にお金をおろすようにしている人が多いでしょう。

しかしここ10年くらいで銀行口座はインターネットで開設し、コンビニATMを利用するという方法が広く普及しました。

近所の銀行もインターネットで口座開設ができるはずです。

 

そのような店舗型の銀行の他にインターネット専門の銀行も存在します。

窓口を持たないため人件費やテナント料が抑えられ、その分利用者の手数料を大きく優遇しているところもあります。

コンビニATMを利用できるのであれば日本中のコンビニで利用できますので、東京や他県の銀行に口座を開設しても問題ありません。

 キャッシュカードにデビットカードを付帯しておく

銀行口座を開設する際は普通のキャッシュカードではなく、デビットカード付きのキャッシュカードを選択しましょう。

店で買い物をする際に現金ではなくクレジットカードを使っている場面を見たことがあると思います。

クレジットカードは1か月ごとに集計し、翌月以降に引き落とされるため、きちんと管理できないと使い過ぎて残高不足になる恐れがあります。

 

しかしデビットカードはその場で銀行口座から引き落とされるため、残高不足になる恐れはありません。

残高不足の場合はその場で引き落としできないため、カードが使えず、後で残高不足になることはないのです。

 

 

デビットカードならクレジットカードを使える場面で同じように使用できます。

店舗やネット通販でVISA、JCBなどと表記されていればそのロゴが入ったカードを使用できるということです。

 メルカリだけでなくアマゾンでも参考書などを購入することがあると思いますので、ぜひデビットカードを作成してみましょう。

クレジットカードは後払いのため18歳以上でないと作ることは難しいですが、デビットカードは信用が不要のため高校生でも銀行口座と一緒に作れます。

口座開設までが面倒くさいという人もいるでしょうが、スマホのアプリで簡単に開設できます。

 

お年玉をもらっても親に預けたり、机の引き出しに入れてどこに行ったか分からなくなってしまうという人こそ、この際口座を開設して、お年玉をもらったらすぐにコンビニに行ってATMから預け入れするようにしましょう。

自分の手元にお金があると、参考書や趣味、外出などを躊躇せずに行えるようになります。

 ソニー銀行は便利

おすすめの銀行はソニー銀行です。

コンビニATMの利用手数料が月4回まで無料で、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートミニストップでも利用できます。

家の近くにコンビニが無くても高校へ行く途中に1つくらいこれらのコンビニがあるでしょうから、利便性が高いです。

そしてデビットカードで支払った分が0.5%キャッシュバックされます。

ソニーの子会社というのも信頼性が高いポイントです。

 その他

なお地元の地方銀行は手数料の面などであまりメリットはありません。

たいていコンビニATMの利用料を徴収してきますので、都市銀行やネット専業銀行に対して優位性が見られません。

 

デビットカードは便利である一方で盗難された場合は他人に利用されてしまいますので、速やかに利用停止する必要があります。

どこに連絡すればいいか確認しておきましょう。

 

銀行口座の開設には本人確認書類が必要です。

運転免許証、マイナンバーカード、保険証などが該当しますが、マイナンバーカードを持っていない人も多いでしょう。

次回は運転免許証を短期間で、格安で作る方法を紹介します。