もしも高校生に戻れるなら

アラサー社会人が高校生活と社会人生活を振り返りながら、もし現代の高校生として生きるならという視点で記事を書いています。

華やかに見える仕事もほとんどは地味

高校生や大学生はまだ働いたことが無いため、華やかな仕事にあこがれる人も多いでしょう。

しかし表面的に華やかに見える仕事も大半は地味なものです。

 

華やかなイメージの強い仕事としてはテレビ業界が思い浮かぶのではないでしょうか。

芸能人とも知り合うことができ、キラキラした世界に見えます。

しかしテレビの仕事で撮影というのはほんの一部分です。

番組の計画から出演者の手配、セットやロケ地の準備という裏方の仕事をしてはじめて撮影をすることができます。

そして撮影後には編集という作業が待っています。

メディアの種類は違いますがHIKAKINさんは10分の動画を編集するのに10時間かかると言っていますので、ドラマなども同様でしょう。

テレビの裏側は地味でコツコツしなければいけない仕事なのです。

 

給料の高いビジネスマン、例えば商社などはどうでしょうか。

大きな仕事を動かして高い給与をもらい、そのお金をぜいたくに使っているイメージがあるかもしれません。

しかし大きな仕事を簡単に動かすことはできません。

取引業者を探し、計画を詳細に詰め、資金を確保して実行に移すことができます。

その中にはこまごまとした書類作成やメールのやり取りなどもあり、地味な部分も多いのです。

また計画途中でのトラブルの際には休日返上で対応しなければならないこともあり、自由は決して多くありません。

 

今回はテレビとビジネスマンを例に挙げましたが、他の仕事も似たり寄ったりです。

結果は派手に見えるものでも、そこに至る過程では地味な書類作業、他者とのやり取りなど光の当たらない仕事の連続です。

仕事選びの際は派手か地味かで選択すると失敗するのではないでしょうか。

選択の基準は給与やプライベート時間にしたほうが期待外れは減らせるでしょう。

ステータスの高くない仕事でも給与がそこそこあり、プライベート時間を確保できるなら生活は案外充実するものです。

自分がどのような生き方をしたいのかよく考えて将来設計することをおすすめします。