もしも高校生に戻れるなら

アラサー社会人が高校生活と社会人生活を振り返りながら、もし現代の高校生として生きるならという視点で記事を書いています。

古文は単語と文法しかやることがない

同じ日本語とはいえ古文は外国語のように感じるほど現代の日本語とは異なります。

そのため無勉強で読むことは困難です。

しかし英語と同じくらい勉強しなければいけないかというとそんなことはありません。

英語には英作文やリスニングがあるため、英語を使いこなせるレベルにならないと難関大の入試には対応できませんが、古文に作文はありません。

読解だけできればいいのです。

 

読むだけでいいので単語と文法さえマスターすれば入試レベルならクリアできます。

文法や用言の活用は高校1年の授業で習いますので、一通り学習した後で記憶を定着させればいいでしょう。

また授業の際は時代や物語の背景を理解し、古文独特の世界観を理解するように努めましょう。

 

そして残りは単語です。

古文の単語帳は高校によって配布されたりされなかったりしますが、学校で配布されるのは国語教師とコネのある高校向けの業者であるため、見づらいレイアウトの単語帳だったりします。

なので、自分で1冊買った方がいいでしょう。

英語と異なり古文の単語帳にレベルはありませんので、自分が読みやすいと思うものを1冊買えば十分です。

単語の量は多くないので1週間で集中して覚え、その後時々見返すようにすれば短い時間で大きな効果を得ることができ、浮いた時間を他教科の勉強に使えるようになります。

1週間全ての時間を使う必要はありません。毎日1,2時間を1週間続ければ単語帳の8割くらいの単語は覚えられるはずです。

2年生の夏休みまでに1週間集中して古文単語を学習してみましょう。

 

古文単語をマスターできれば現代語訳もできるようになります。

残りは読解ですが、これは小学校国語の小説程度のレベルです。

本文をきちんと読めていれば大きく外すことは無くなります。

古文の読解でも理論的に選択肢を絞ったり、解答を作成したいというのであれば、古文のバイブル的参考書である「マドンナ古文」を読み込めば十分でしょう。