もしも高校生に戻れるなら

アラサー社会人が高校生活と社会人生活を振り返りながら、もし現代の高校生として生きるならという視点で記事を書いています。

親の考えは古い③ ~若い時の時間は取り戻せない~

親世代の価値観

現在40代、50代の親世代は高校や大学を卒業したら働いて、20代のうちにいい人を見つけて結婚し、子供を育てて60歳まで働いたのち年金をもらって人生を終えるというライフプランの下で若い時代を過ごしてきました。

しかし現在では同じ会社や役所で65歳まで働くという考えは以前よりは少なくなってきています。

 現代の価値観

また、晩婚化が進んでいる理由として非正規雇用が増加した点が挙げられる一方で、若いうちは好きなことをして生活し、結婚はいい人に巡り合えれば30代ですればいいという自分の人生を大事にする生き方が広まったことも一因と考えられます。

人生の満足度

30代でブレークする芸人や俳優も結構見受けられますし、有名になるほど大成はしなかったけれども、低賃金とはいえ20代を野球やサッカーの底辺プロ(独立リーグJ3など)として生きている人もいます。

これらは年を取ってから本気になることが難しい分野です。

今できることを精いっぱい行ってから人生を次のステージに進めるという人は20世紀までと比較すると増加したのではないでしょうか。

 

同じ低賃金なら悶々と非正規雇用で働くよりも、芸術やスポーツに取り組んだ方が人生の満足度は高いでしょう。

進学校に入ったからいい大学、いい就職先という多数派の生き方に流されるのではなく、自分が何をしたいのかということをよく考えて行動することが大切です。

仕事なんて選ばなければいくらでもあります。

もともと勉強がある程度できるのであれば、30代に入ってから働きながら資格を取得して収入アップを目指すということもできるでしょう。

いい会社に入っても仕事なんてつまらないことの方が多いですし、同じ悶々とした気持ちになるなら何をするのが人生にとってプラスになるのか考えて身の振り方を決めるべきです。

 結婚に重きを置くなら夢の追い過ぎに注意

ここまで仕事だけが人生ではないと書いてきましたが、いい会社や役所に就職したほうが収入面では安定し、人生の未来に見通しがつくため、結婚には踏み切りやすくなります。

反対に夢を追ってしまうと結婚の機会を逃すリスクもあります。早く結婚したい人は昔ながらの生き方をしたほうが理想に近い人生になる可能性が高いことは申し添えておきます。