もしも高校生に戻れるなら

アラサー社会人が高校生活と社会人生活を振り返りながら、もし現代の高校生として生きるならという視点で記事を書いています。

Fラン大学に行くくらいなら資格の取れる大学に行った方がいい

とりあえず大学には行かせてあげたいという親心で、Fランクと呼ばれる学力の極めて低い大学に進学する学生がいますが、資格が取れないのであれば無駄に年を取るだけですので高卒で働いた方がマシです。

学力が低いのに大学に進学するのであれば資格を取得できる大学を目指しましょう。

 

法学部や経済学部では社会に出て使える知識はほとんど教わりません。

あくまで学力の高い大学ならサラリーマンとして使えそうだから採用しているに過ぎません。

入社試験では大学受験のように身をすり減らすような勉強は不要で、共通テストよりも簡単な試験で最低限の学力があるかどうかしか測られません。

そのため難関大の文系の学生は会社を選ばなければどこかしらの大企業には入れるのです。

 

しかしFラン大学の学生に基礎学力が無いということはわかっていますので、有名企業は採ってくれません。

人手不足にあえぐ中小企業なら採用してくれるでしょうが、給料や労働環境がいいホワイト中小企業はごく一部で、ほとんどは安月給です。

学力が関係ない営業マンであれば中小企業でスキルを付けて大企業に転職もできなくはないですが、中小企業では仕事で接する相手も限られるため、人に恵まれないと成長するのは難しいでしょう。

そのため大半のFラン学生はサラリーマンになってしまうと低所得の未来が待っています。

 

学力がないけど高卒で働くつもりもないのであれば資格を取れる大学や専門学校に進学するしかありません。

給料がそれなりに期待でき、学力が高くなくても取得できる資格の代名詞は看護師です。

どんな地域でも必ず看護師が不足している病院は存在します。

看護師免許さえあれば食いっぱぐれることはないのです。

他にも整体師や理学療法士はケガからのリハビリを行う仕事ですので、腕がよければトップアスリートが来院したり、独立開業もできて普通のサラリーマンより稼ぐことが可能です。

 

学力が低いのに学力が高い人とサラリーマンという同じ土俵で勝負しても勝つことはほぼ不可能です。

高学歴の人がやらないけど給与が高い仕事は何かを考え、そこへとつながる大学、専門学校選びができると可能性が広がるでしょう。