もしも高校生に戻れるなら

アラサー社会人が高校生活と社会人生活を振り返りながら、もし現代の高校生として生きるならという視点で記事を書いています。

過去問を惜しまず、問題を覚えるまで解く

受験期直前に最終調整のつもりで解こうと過去問を温存していませんか。

過去問は覚えるくらいにやり込んでこそ意味がありますので、早いうちに解かないと効果が半減してしまいます。

 

大学によって入試問題は大きく異なります。

出題してくることが多い分野も異なりますし、求められる解答の分量も違います。

以前お話ししていますが、入試に本質なんてありません。

あくまで志願者を選抜するために、各大学で過去の出題を参照しながら問題作成をしているに過ぎないのです。

そのため志望大学の出題傾向を早くに掴み、それらに自分の限界まで適応することが合格の近道です。

 

頭がよくて器用なため大してテスト対策しなくても合格できる人もいますが、東大生であっても多くは傾向と対策を練りに練って合格しているのです。

本質でないからと入試対策を毛嫌いしていると後でバカを見ることになりますので、過去問を暗記するくらい解きまくりましょう。

 

国語や数学の記述式問題は高校の定期テスト対策としても有効ですし、共通テスト・センター試験の過去問は教科書の復習に有効です。

そのため高校のレベルに合った大学入試の問題は高校1年生のうちから解いておくと定期テスト対策と入試対策の両方を兼ねることができます。

過去問は予備校のホームページや高校の図書館などから無料で入手できますので出し惜しみせず、さっさと解いていきましょう。